[JM:02585] Re: [POST:DO] GNU autoconf 全manファイル計7つ(autoconf.1)

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matsuand michio_matsu****@yahoo*****
2021年 7月 3日 (土) 14:40:48 JST


matsuand です。
校正確認ありがとうございます。以下返信します。

----- Original Message -----
> From: ribbon <jm****@ribbo*****>
> To: Linux JM discussion <linux****@lists*****>
> Cc:
> Date: 2021/6/27, Sun 20:56
> Subject: [JM:02559] Re: [POST:DO] GNU autoconf 全manファイル計7つ(autoconf.1)
...

> .\"O [\fI\,OPTION\/\fR]...
> [\fI\,TEMPLATE-FILE\/\fR]
>
> .SH 書式
>
> \fBautoconf\fP [\fI\,OPTION\/\fP]...
> [\fI\,TEMPLATE\-FILE\/\fP]
> --------------
> ここが違うのが気になります。

po4a の仕様、という捉え方で居ます。
あくまで po4a 処理結果であり、
間違っても手修正したものではありません。

\fB は、ボールド指定、
\fI は、下線つき、
\fP は、フォント指定を1つ前のものに戻す、
\fR は、フォント指定を標準のものに戻す、
・・・だそうです。


> 結果を標準出力します。そうでない場合は \&'configure' に出力します。
> ->
> 結果を標準出力に、そうでない場合は \&'configure' に出力します。

旧訳、新訳ともに、さほど本質的な違いが感じられません。
他表現との兼ね合いで、変化を持たす意味で、旧訳としてもよく、
新訳としてもよく、切り替えて用いたらよいようなレベルと解釈します。

それよりも再度、当箇所を見直し、以下のような訳にしようと思います。
(「そうでなければ」という言い回しが、あまり適当ではないとの判断)

原文
Output is sent to the standard output if TEMPLATE\-FILE is given,
else into 'configure'.
再訳
TEMPLATE\-FILE が指定された場合は、結果を標準出力します。
TEMPLATE\-FILE がなければ、'configure' に出力します。


> .SS オペレーションモード
> ->
> .SS 動作モード

修正します。


> 可搬性に関する問題
> ->
> 移植性に関する問題

修正します。

> 不十分なツールに関連した可搬性に関する問題。
> ->
> 不十分なツールに関連した移植性に関する問題。

修正します。

> 環境変数 'M4' と 'WARNINGS' は優先処理されます。
> ->
> 環境変数 'M4' と 'WARNINGS' が使われます。

原語の honored の意味は、直訳では「尊重される」であり、
WARNINGS においては、
「warning に関する指定がオプションで指定されても、
 環境変数 WARNINGS が設定されていれば、オプションを
 無視して、環境変数の方が優先的に採用される」
M4 の場合は(これは m4 プログラムを指定する変数であり)
「環境変数 M4 が設定されていなければ、デフォルトの m4
 をプログラムとして利用し、設定されていれば、それを
 優先して利用する」
という意味です。 この解釈は共有できるでしょうか。

このことを前提としたときには
「使われます」では、本義のニュアンスを表していないと思います。
あとは「優先処理されます」が適当な表現かどうかという
ところです。



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