パート区切り(見出しレベル1、h1)

 パート区切りなど、文書の大きい区切りの見出しには「=」を使います。

= 1 パート区切り(見出しレベル1、h1)
のようにすると、指定したテキストがパート区切りになります。

1 大見出し(見出しレベル2、h2)

 章の見出しには、大見出しを使います。

== 1 大見出し(見出しレベル2、h2)
のようにすると、指定したテキストが中見出しになります。

1.1 中見出し(見出しレベル3、h3)

 節の見出しには、中見出しを使います。

=== 1.1 中見出し(見出しレベル3、h3)
のようにすると、指定したテキストが中見出しになります。

1.1.1 小見出し(見出しレベル4、h4)

 小節の見出しには、小見出しを使います。

==== 1.1.1 小見出し(見出しレベル4、h4)
のようにすると、指定したテキストが小見出しになります。

1.1.1.1 小々見出し(見出しレベル5(h5))

 小々節の見出しには、小々見出しを使います。

===== 1.1.1.1 小々見出し(見出しレベル5、h5)
のようにすると、指定したテキストが小々見出しになります。

2 画像

 図1-1のように画像を張るには、以下のようにします。

[[Thumb(画像ファイル名, size=<幅>x<高さ>, caption=<キャプション>)]]

幅、高さは任意の数値で指定できます。たとえば、幅と高さに200を指定し、キャプションに「図1-1 図の例(センター)」を指定すると、下記のようになります。

 図1-2のように右寄せにするには、以下のようにします。

[[Thumb(smile.png, size=200x200, caption=図1-2 図の例(右寄せ),float=right)]]

 画像を右寄せにすると、テキストが回り込みます。

 もちろん、次のようにすれば図1-3のように左寄せになります。

[[Thumb(画像ファイル名, size=200x200, caption=図1-3 図の例(左寄せ),float=left)]]

 この場合も、先と同様にテキストが回り込みます。また、見出しなども周り込んでしまうので注意してください。

1.1.1 画像へのリンク

 画像には、次のようなルールでIDが付加されます。

emb-<ファイル名>-<カウント>

 <ファイル名>は、貼り付けた画像のファイル名です。<カウント>は、そのページ内でその画像が1回しか使われていない場合は「1」、同じ画像が複数使われている場合は上から順に「1」「2」「3] ……と付加されます。

 このIDを利用することで、画像が使われている個所へのリンクを作成することができます。たとえば、このページ内の、「smile.png」という画像が2回目に現れる個所へのリンクを作成するには、以下のようにします。

[#emb-smile.png-2 リンクテキスト]

このようにして作成したリンクは、下記のようになります。

リンクテキスト

3 表

 表1-1のような表を作るには、次のようにします。

====== キャプション #ID
||'''値'''||'''意味'''||
||TASK_RUNNING||実行可能状態(実行状態、実行待ち状態)||
||TASK_INTERRUPTIBLE||待機状態。シグナルによる待機状態解除可能||
||TASK_UNINTERRUPTIBLE||待機状態。シグナルによる待機状態解除不可||

たとえば、キャプションに「表1-1 表の例」、#IDに「 #table1-1」と指定すると下記のようになります。

表1-1 表の例
意味
TASK_RUNNING実行可能状態(実行状態、実行待ち状態)
TASK_INTERRUPTIBLE待機状態。シグナルによる待機状態解除可能
TASK_UNINTERRUPTIBLE待機状態。シグナルによる待機状態解除不可

「======」は見出しレベル6を意味していますが、このスタイルでは見出しレベル6は表やリストのキャプションとして使用します。

4 リスト

 リスト1-1のようなリストを作るには、次のようにします。

 ====== キャプション #ID
 {{{ code c
 void sleep_on(wait_queue_head_t *q)
 {
 	unsigned long flags;
 	wait_queue_t wait;
 	init_waitqueue_entry(&wait, current); ――<51>
 }

キャプションに「リスト1-1 リストの例」、#IDに「#list1-1」と指定すると次のようになります。

リスト1-1 リストの例
  1. void sleep_on(wait_queue_head_t *q)
  2. {
  3. unsigned long flags;
  4. wait_queue_t wait;
  5. init_waitqueue_entry(&wait, current); ――<51>
  6. }

 表の場合と同様、「======」(見出しレベル6)をキャプションとして使います。

5 ページナビゲーション

 「PageNavi」プラグインを利用することで、ページ内に下記のようなナビゲーションを埋め込むことができます。

 ナビゲーションを作成するには、まず記事のインデックス情報を記載したインデックスページを用意します。インデックスページでは、リスト形式でページのインデックスを記載します。PageNaviプラグインは、このリストから、現在のページの上および前、次のページへのリンクを自動的に用意してナビゲーションを生成します。

 たとえば、上記のナビゲーションは、下記のような「SampleList」ページを引数としてNaviPageプラグインを埋め込むことで作成しています。

インデックスの記載例(SampleListページ)
 * [SamplePagePart1]
   * [SamplePage0]
   * [SamplePage1]
   * [SamplePage2]
   * [SamplePage3]
 * [SamplePagePart2]
   * [SamplePageA]
   * [SamplePageB]

 次に、ナビゲーションを表示したい場所に「PageNavi」プラグインを埋め込みます。

[[PageNavi(SampleList)]]

 ナビゲーションは、ページ内の任意の場所に生成できますが、最上部と最下部に入れることを推奨します。

6 そのほかの表現

 以上で作成できない表現は、「{{{{ html」ブロックを使用してHTMLを直に埋め込むことで表現します。

6.1 目次リスト

 文書の目次(インデックス)などを作る場合は、順序なしリストで目次を作成し、「<div class="articlestyle_index">~</div>」で囲みます。

 {{{ html
 <div class="articlestyle_index">
 }}}
  * [第0章 Linuxカーネルの構成要素]
    * [0.1 Linuxカーネルとは]
    * [0.2 Linuxカーネルのソースコード]
 
 === [Part1 カーネルプリミティブ]
 
  * [第1章 プロセススケジューリング]
    * [1.1 マルチタスク]
    * [1.2 プロセスとは?]
 {{{ html
 </div>
 }}}

この場合、下記のような目次になります。

6.2 「※」マーク

 たとえば、センタリングは現在のwikiの記法では実現できないので、HTMLタグを「{{{ html」を使って直接埋め込みます。

 {{{ html
 <div style="margin-left:auto;margin-right:auto;text-align:center;">
 }}}
  '''※''' 
 {{{ html
 </div>
 }}}

たとえば、上記のようにすると下記のようになります。

  

 たとえば、上記のセンタリングされている「※」は、HTMLコードで表現しています。