pyPgSQLはPostgreSQLデータベースに対応したPython DB-API 2.0互換のインターフェースを提供する2つのモジュールをパッケージしたものです。 最初のモジュールであるlibpqはPostgreSQLのC APIをPython用に提供したものとなっています。 このモジュールはCで書かれており、Python本体に組み込むことも動的にロード可能なモジュールとすることも可能です。 2つめのモジュールはPgSQLであり、DB-API 2.0互換のインターフェースを提供しており、INT8、NUMERIC、MONEY、BOOL、ARRAYS、BYTEAといった各種のPostgreSQLデータ型をサポートしています。 このモジュールはPythonで書かれており、PostgreSQL 7.0以降に対応しており、Python 2.0以降で動作します。 ただしPython 2.1以降とPostgreSQL 7.1以降の組み合わせでの利用が強く推奨されています。 なおpyPgSQLは以前はPgSQLという名称でリリースされていました。