[tomoyo-users 433] LKMLへの第8回投稿を実施しました

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Kentaro Takeda taked****@nttda*****
2008年 5月 1日 (木) 19:23:19 JST


武田です。

先ほどLKMLに第8回投稿を実施しました。
http://lkml.org/lkml/2008/5/1/27

前回の議論を受けて、vfsヘルパ関数へvfsmountパラメータを渡すのではなく、
vfsmountに手が届くnamespaceの世界にLSMフックの追加する、
という方法を提案しています(1つ目のパッチ http://lkml.org/lkml/2008/5/1/28 )。
既存のLSMモジュール(SELinux, Smack)のコードに影響を与えない
というのがこの方法の最大のメリットです。

さらにコードをレビューしやすくするため、ファイルに対する
アクセス制御機能のみに絞って投稿しています。
パッチファイルは7個、トータルで6000行ほどという素敵サイズです。

投降したパッチはSubversionにコミットしてあるので以下のURLで見られます。
http://svn.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/tags/lkml/8/patches/?root=tomoyo

[tomoyo-dev 793] [tomoyo-users 432]の原田さんのメールにあるとおり、
これは自分たちだけで考えたことではなく、キーパーソンからの助言があり、
それを実現している、というのがこれまでの投稿との最大の違いです。

状況は現在進行形で動いています。
ぜひともご注目ください。

-- 
 武田健太郎 (Kentaro Takeda)
 taked****@nttda*****
 株式会社NTTデータ 技術開発本部
 SIアーキテクチャ開発センタ




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