[JM:03379] ソースディレクトリ命名基準の不在

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matsuand michi****@gmail*****
2022年 3月 18日 (金) 18:10:47 JST


matsuand です。

man ページ、info ページ等々、どれについても
言える話ですが、当 git リポジトリ上において
パッケージ翻訳のソースディレクトリをどのように
命名するのかの、明確な基準がないように
思います。 そのうち作ります。

明確な特例として GNU ソフトウェアがあります。
GNU ソフトウェアの場合、"GNU_" というプリフィックス
をつけることが慣例のようです。 慣例と言うか、
こうすることを前提として定例バッチが動作している
ような箇所もあるため、これは規定として定めない
といけません。例として gcc ならば "GNU_gcc"
となるわけですが、translation_list 内では
合間のアンダースコアは取り除かないといけません。
これもどこにも説明されていません。

単純な例として sqlite3 は、sqlite でよいのか
sqlite3 とすべきなのか迷います。一定の指針が
必要と思います。配布 tarball から抽出される
ディレクトリ名を採用する、というのが一つの
拠り所となりそうです。

なぜ突然、これを言い出したのかと言いますと、
今目の前に、翻訳対象として zlib を予定して
いるのですが、現状最新のパッケージ名は
zlib-ng です (ng は next generation の意)。
これはソフトウェア界でよくある命名であって、
たとえば util-linux も一時期、util-linux-ng
となっていたときもありました。過渡期によく
出現する命名です。ということは過渡期を過ぎて
安定期になると "-ng" が取り除かれるのが
通例です。さてソフトウェアディレクトリ名を
どうするのか、zlib-ng か zlib か? 後で
"-ng" が取り除かれたタイミングで、ディレクトリ
名も変えるのか? 指針は必要と思います。


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