[JM:03069] Re: リリース判断に関する提案

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 11月 12日 (金) 15:38:50 JST


ねちっこいわ、ひつこいわで、
さぞ嫌われているでしょうね。

もう最後にしようと思います。
反省して、最大限柔らかく表現しますから
お付き合いください。


[JM:03054] において白方さんが
> まず、現状の流れをこう想定します。
>
>   * matsuandさんが翻訳する。
>   * ribbonさんが校正する。
>     (ribbonさんに完全に甘えた形になって済みません…)
>   * matsuandさんがリリースする。

とご説明された中で、
ribbon さんへの感謝の気持ちを表されました。
これは義務が存在するわけでもなく、強要されたから
でもなく、自然の発露、ごく普通の人情としての表現に
違いありません。あたたかい心の顕れです。
以下、互いへの思いやり、感謝の心から見ていきます。

翻訳者と一部の校正者だけしか、現実には動けない
のだから、機械的な承認なんて意味もなく、余計な
仕事を考え出すなよ、というのも、その通りといえば
そうですから、ゴリ押しで正当化しようとする方が
間違っているでしょう。

ただ常々、皆さんから見られている前提があれば
責任感は増します。品質を高く保とうと頑張ります。
そして承認を頂けたら、見て頂いていた、あるいは
見守って頂いていたと安心もすると思います。
少なくとも自分たちは頑張っているつもりなんだけど、
これでいいのやら、何も反応がないと、本当は間違った
方向に進んでいるのではないかと不安も感じます。

私の申し上げていた、プロジェクト管理者の承認操作
を、SNS ツールによくある「いいね」ボタンと同じ
感覚で捉えてみるのはどうでしょう。「いいね」を
つけて頂ければ嬉しいものです。

一番の理想は、プロジェクト管理者*全員*の承認が
あれば言うことなし、で、さらにもっと言えば、
ML 参加者全員・・とまではいかなくても、その多数
あるいは圧倒的多数に支持して頂けたとしたら、
やってよかった、これで胸を張ってリリースができる
と自信にもつながると思います。

たぶん私のアイデアの1つのネックとして、
プロジェクト管理者*全員*の承認を求めている
ところではないかと思います。理想を大きく掲げ
ました。この部分、絶対に譲れない条件ではないです。
多数決でも良いです。お一人でも良いです。
でも全員がいいと考えていますけど。
前メールにて私は「プロジェクトの総意」が必要で
ここは譲れないと書きましたが、それと矛盾する
のではとお感じになったとしたら、それは違います。
多数決でもお一人でも、その承認をもって
プロジェクトの配布手続きとするという合意形成
がなされていれば、それが「プロジェクトの総意」
です。

デフォルトは管理者*全員*としたとします。
現実には無理でしょう。でもお時間のある方は、
できることなら、翻訳内容や校正経緯をご確認
いただく、また前メールに示したように、それが
かなわない場合であれば、その際の外形的な要件
(校正やりとりは行われたという証拠、承認を
求めてきているという事実)があれば、
それだけで中身を見ることなく、
それこそ機械的承認をする、というやり方と
します。この両極端な、詳細に全部見る手順と、
外形的にしか見ない手順の合間には、中間的な
手順がありえます。たとえばざっと読んで
日本語としての不自然さがないか、とか、
無作為に選んだ箇所だけ英日翻訳の正しさを
確認するとか。誤字脱字だけ確認するとか。
あるいは翻訳担当と校正担当の人柄やこれまで
の実績から(?)、その「確からしさ」を判断する
とか。

機械的承認だけしか行っていないのか、
中身まで詳細に確認したのか、それを明らかに
してもよいですし、伏せていてもよいです。
翻訳者に向けては、伏せている方が効果がアップ
するかもしれません。でも正直ベースで明らか
にしてしまってもいいです。そんなに固苦しい
ルールにしようとは思いませんから。

中身を見ていないから責任は持てない、だから
機械的承認は反対というご意見もあるかもしれません。
私は「いいね」ボタンの感覚でお願いしたいと思います。
なにしろ、何度か話題になりましたが、対外的には
本プロジェクトの成果物に対する品質保証は出来かねる
わけで、内部にあっても、たとえ校正作業に関わった
としても保証はできなでしょう。もっとも、
中身を見ずにOKを出すなんて何て無責任な、
なんて非難する方はいないと思います。
担当者を勇気づける意味で「いいね」「お疲れ様」

副次的な効果として「いいね」を表明しておくと、
プロジェクト管理者の生存確認になったりします。

プロジェクト管理者のうち、時間が取れた
お一人が詳細確認したとします。これは非常に
ありがたいものです。翻訳担当者サイドとして
感謝です。さらに詳細確認が取れなかった、別の
プロジェクト管理者は、機械的承認するしか
ありませんが、詳細確認を取ってくれた
プロジェクト管理者に対して、感謝の気持ちが
湧くことにはなりませんか?
「俺は時間がなくて確認できなかったけど、
 確認してくれてありがとう」と。そして
「次回、時間に余裕が取れたとき、あるいは
 自分が熟知していたり興味がある案件のとき
 には、頑張って時間を取るから、そのときは
 任せてね」、なんていう気持ちが湧いてきた
としたら、感謝の気持ちが連鎖して、
ほっこりあたたかい流れになりませんか?
甘いですかね・・・・・

時間が取れるかぎりは「デフォルト全員」、
しかも全員が「デフォルトで詳細確認」。
でも例外はすべて認めます。デフォルトが理想です。
デフォルトどおりに進んだとしたら、誰もが自信を
持ってお届けできる JM プロジェクトになります。
時間が取れなかったとしても、担当者をねぎらう意味
で「いいね」を一票。互いにリスペクトし、
感謝を忘れずに。私もプロジェクト管理者ですから
他の翻訳者の方が承認を求めてきた際には、
詳細確認するか一票入れるかを行うことになります。
「お疲れ様でした」と。

「いいですねぇ。やりましょうか。」
なんて好評価していただけたりは・・・しませんね。
これまでの行いが悪いことも原因ですね。

なお一応、本案をもう提言しない方向で、
と宣言してしまったため、深くご説明しませんが、
まだ触れていないことは、いくつかあります。
「いいね」をどうやって、どこに表明するか、
そもそも何に対して「いいね」をしたら良いのか、
その一覧はどこにあるのか、いつまで承認を待つのか、
承認が得られなかったらどうするのか、
などなど。深く触れてきませんでしたし触れません。
あんまり考えていなかったところでもありますし。

以上です。


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