matsuand です。 GNU which.1 の校正確認を頂いた中からの感想です。 ----- Original Message ----- > From: Akihiro Motoki <amoto****@gmail*****> > To: matsuand <michio_matsu****@yahoo*****>; Linux JM discussion <linux****@lists*****> > Cc: > Date: 2021/6/1, Tue 20:42 > Subject: [JM:02465] Re: [POST:DP] GNU which which.1 ... >> msgid "AUTHOR" >> msgstr "著者" > > 「著者」になっていますが、これはマニュアルの著者であっているでしょうか? > AUTHOR(S) で、マニュアルの著者を載せている場合と、ソフトウェアの開発者を > 載せている場合があります。前者なら「著者」が自然で、後者なら「作者」などが > 自然です。訳すときは可能な限り確認するようにしています。 このご指摘には違和感があります。 英文を読むユーザーは AUTHOR(S) という単語表記を見て、それが man ページ著者 なのか、ソフトウェア開発者なのかを、読み取るでしょうか? そんなことはないですよね? 日本語翻訳では、原文に示されていない情報を、その開発コミュニティの実状まで 翻訳者が調べ上げて、その内容によって訳の仕方を切り分けているということで、 これはやりすぎと思います。そもそも調べたら分かることですか? ですから本ご指摘に戻って申しますと、「著者となってますが..あっているでしょうか」 のお答えは、「私は知りません」「調べていないのでわかりません」です。 私は翻訳者の作業はそこまでで十分と思います。 ありきたりの訳としては「著者」であり、ひょっとしたら開発者かもしれないという ニュアンスを常々含めるのであれば「作者」とすることで、暗に開発者かもしれない という含みを持たせることができます。 後はそれをルール化するのか、個人の判断とするのか、くらいで。