[JM:00991] coreutils-ja.info 一応校了 (Part 1)

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2014年 3月 15日 (土) 21:54:20 JST


長南です。

原稿は coreutils-8.20 の info マニュアル (texi ファイル) の翻訳です。
ptx, tsort, chcon, runcon の 4 件は訳していません (ptx とtsort は、
わたしにはわかりません。chcon と runcon は勉強不足です)。

原稿を手元に置いておくと、いつまでも直しています。すでに 8.22 まで
出ていますから、このへんでとりあえず提出してしまいたいと思います。
一度けりをつけないと、バージョンアップすることもできませんから。
(バージョンアップするとしたら、SELinux 関係の chcon と runcon も
翻訳したいと思っています。)

まず、質問に答えてくださった方、ご意見をお寄せくださった方にお礼を
申し上げます。

登録の方は、どなたか、やっていただけないでしょうか。

わたしとしては、man ページとは別ツリーにして、下記のようなディレクトリ
構造になっていれば、よいのではないかと思いますが、もっと合理的な行き方も
あるかもしれません。前にも書きましたが ([JM:00891])、少し考え方が
変わったので、もう一度書きます。

  info - coreutils +- original +- stamp-vti
                   |           +- constants.texi
                   |           +- fdl.texi
                   |           +- version.texi
                   |           +- coreutils.texi
                   |           +- parse-datetime.texi
                   |           +- perm.texi
                   |
                   +- po4a +- coreutils-ja.po
                   |       +- parse-datetime-ja.po
                   |       +- perm-ja.po
                   |       +- coreutils-ja.texi.patch
                   |       +- parse-datetime-ja.texi.patch
	           |       +- perm-ja.texi.patch
                   |       +- about_these_patches.txt
                   |
                   +- draft +- stamp-vti
                   |        +- constants.texi
                   |        +- fdl.texi
                   |        +- version.texi
                   |        +- coreutils-ja.texi
                   |        +- parse-datetime-ja.texi
                   |        +- perm-ja.texi
                   |        +- README.ja
                   |
                   +- release +- stamp-vti
                              +- constants.texi 
                              +- fdl.texi
                              +- version.texi
                              +- coreutils-ja.texi
                              +- parse-datetime-ja.texi
                              +- perm-ja.texi
                              +- README.ja
                              +- coreutils-ja.info

  original ディレクトリの 6 個の texi ファイルと po4a ディレクトリの
  "*-ja.po" から po4a-translate で texi ファイルを作ります。しかし、
  そうして生成した texi ファイルは、(章の名前が英語のままになって
  いるなど) 日本語化が不十分なので、さらにそれに、po4a ディレクトリの 
  patch を当てて日本語化を進めたものが、draft ディレクトリの "*-ja.texi"
  ファイルです。

  リリースするのは coreutils-ja.info だけでよいようなものの、release
  ディレクトリに "*.texi" を含めるようにしたのは、ユーザが翻訳を自分で
  修正したり、html 版のマニュアルを作ったりしたい場合の便宜を考えたから
  です。coreutils-ja.info のパッケージを作る場合は、上記の 9 ファイルを
  収録すればよいと思います (stamp-vti は、なくてもよいかもしれませんが)。

  draft や release の "stamp-vti, constants.texi, fdl.texi, version.texi"
  という 4 ファイルは、original にあるものと全く同じです。また、draft と 
  release にある "*-ja.texi" は、現在のところ、同じものです。

  original と po4a のファイルから draft にあるファイルは作ることがで
  きます。ですから、po4a ディレクトリがあれば、draft ディレクトリは
  なくてもよいようなものですが、info の原稿は、本来 texi ですし、
  後々の改訂者の中には po4a を使いたくない方もいらっしゃるかもしれ
  ません。それで、一応 draft ディレクトリも立てておきました。

  stamp-vti が draft や release に必要かどうかはわかりません。なくても、
  coreutils-ja.info や、その html 版の作成に問題はありません。

  po4a の about_these_patches.txt は、パッチがどういうもので、どう
  使用するかを説明した、後々の改訂者に宛てたメモです。release の 
  README.ja は、管理者及び一般ユーザ向けのもので、coreutils-ja.info の
  インストール方法と使用法を (ついでに、html 版の作成方法も) 書いて
  おきました。

info の登録は、今までにないことなので、いろいろ大変かもしれません。
その場合は、せめて texi を html に変換したものだけでも、JM のトップ
ページからたどれるところへ -- man ページのおまけと言うか、試験的な
公開といった形で -- 置いていただければ、と思います。ご存じのとおり、
coreutils の man ページは簡略なものになってしまったので、詳しい
マニュアルが (それも、比較的最近のバージョンのものが) Web で読める
ようになっているだけでも、一般ユーザにとって (特に初級者や中級ユーザ
にとって) ずいぶん違うのではないかと思います。わたしとしても、
やったことが無駄にならずにすみますし。

分量が多いので二つに分け、このメールでは、上記 release ディレクトリの
9 ファイルを coreutils-release.tar.gz という名前で添付します。
もう一つのメールでは、po4a ディレクトリの 7 ファイルを送るつもりです。

-- 
長南洋一
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テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: coreutils-release.tar.gz
型:         application/octet-stream
サイズ:     501496 バイト
説明:       無し
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