長南洋一
cyoic****@maple*****
2013年 4月 7日 (日) 21:14:59 JST
長南です。 モニターが故障したので、間があいてしまいました。もうすこし議論して おいた方がよいと思うので、続けます。 元木さんのメールより [JM:00858] > > po ファイルは改訂の場合でも全文添付は必要だと思っています。 > 改訂の場合は、変更点を明確にするために diff も必要だと思います。 > > まとめると、 こんな感じでしょうか。 > (1) po ファイル全文 > (2) 新しい原文の全文 (roff のソース)。 > (3) 新しい翻訳の全文 (これも roff のソース)。 > (4) 改訂の場合はpo の diff (差分を分かりやすくするため) > > ちょっと多いですね。 これは投稿に付けてもらうファイルですね。たしかに、多い (^^; でも、(2) も (3) もあった方が、チェックする人には楽ですから。 > (2)(3) は(1) から生成できるので、将来的には自動生成にしたいところです。 あれっ、po ファイルから翻訳版を作るとき、manpage の原文はいらないの ですか。わたしは、たとえば、 po4a-translate -f man -m lpr.1 -p lpr.po -l lpr.man -k 50 -v とやるのだと思っていました。ですから、チェックする側にとって、翻訳版の roff ソースはなくてもすむが、原文の roff は必要ではないかと。 それに、po4a を使用して翻訳する場合、どうしても完成形の manpage を 作って文章の見栄えや流れを確認する必要がありますから、投稿する方に とって、(2) や (3) を付けるのは、ことのついでではないでしょうか。 そうしてもらえれば、チェックする人は楽ですし。 > (4) は (1) を repository に登録した後は Repository でも見えるので、 > それでもいいかもしれません。 わたしとしては、プル型というのは、あまり賛成できません。チェックする ために、どこかに見に行くとか、取りに行くとかしなければならないのは、 それだけで面倒くさいと思ってしまいます。わたしが古いだけで、今では 気にならない方のほうが多いのでしょうか。 > po4a 化する際に、基本的に roff が複数ある場合でも po ファイルは一つにして > います。LDP man-pages に限らず、複数のファイルが変更になる場合もあります。 > その場合は関連するファイルを投稿してもらうことにすれば十分だと思います。 たとえば、LDP man-pages 中の printf(3) だけ訳すとして、printf だけの po ファイルを自分で作って作業して、投稿する。そういうやり方でよいの ですか。 LDP のようなもので po ファイルを一つにする利点はわかります。たとえば、 COLOPHON の This page is part of release 3.44 of the Linux man-pages project. のようなところは、たぶん一回 (一ヶ所) だけ更新すればすむでしょうから。 でも、翻訳するものにとって、長い po ファイルは、見ただけで気持ちが 萎えます。初めて manpage を翻訳する人には、なおさらでしょう。 ですから、わたしとしては、原則として、po ファイルは manpage 一つごとに 作った方がよいと思っていました (例外は認めますが)。でも、printf なら printf だけの po ファイルを作って作業すればよいのなら、管理側でそれを 大きな po ファイルに統合しようと、翻訳する人は気にする必要がありませんね。 もしそうならば、翻訳の手順や投稿方法についてきちんと説明しておけばすむ だろうと思います。 -- 長南洋一