チケット #29961

連続する長音記号を読み上げない

登録: 2012-10-27 15:14 最終更新: 2012-10-30 10:49

報告者:
担当者:
(未割り当て)
チケットの種類:
状況:
オープン
コンポーネント:
(未割り当て)
マイルストーン:
(未割り当て)
優先度:
5 - 中
重要度:
5 - 中
解決法:
なし
ファイル:
なし

詳細

nvda-japanese-users 917 で報告のあった「長音が連続する場合の読みあげ」について。

「なめらか読み」での記号の読み上げには記号読み辞書が影響しています。

現在は長音を読み上げレベルを「文字」に設定しています。

# symbols.dic の記述
ー	チョーオン	char	always

NVDAメニューの記号読み上げ辞書の編集で「長音(ー)」を「文字」以外に設定すると、 対応する記号読みレベルのときに

長音の数が1つで「チョーオン」
長音の数が2つで「チョーオン チョーオン」
長音の数が3つで「チョーオン チョーオン チョーオン」
長音の数が4つで「ヨン、チョーオン」
のようになります。 同じ文字が連続するときは数を通知するのが最近のNVDAの実装です。

ただ、長音を「文字」の設定でなくしてしまうと、音声エンジンに長音の文字がそのまま渡らなくなります。

つまり「マーク」のような普通の長音の使い方も 常に「マ、チョーオン、ク」と読んでしまうので、 実用的ではありません。

JTalk のテキスト解析は長音だけが連続している場合、下記のように読み付与が欠落しています。

mecab:0.993 nvdajp-jtalk-dic (utf-8) 20121025-015219

Mecab_print size: 1
0 ー,名詞,一般,*,*,*,*,*

Mecab_print size: 1
0 ーー,名詞,一般,*,*,*,*,*

なお Haruka でも長音の連続は無音になるようです。

音声エンジンか、記号読み辞書の処理か、どちらで対応するべきか検討が必要です。

チケットの履歴 (2 件中 2 件表示)

2012-10-27 15:14 更新者: nishimoto
  • 新しいチケット "連続する長音記号を読み上げない" が作成されました
2012-10-30 10:49 更新者: nishimoto
コメント

本件について補足します。

JTalk については synthDrivers/jtalk/_nvdajp_jtalk.py における下記の処理も影響しています。

def _jtalk_speak(msg, index=None, prop=None):
    # (中略)
    if msg == u'ー': msg = u'チョーオン'

つまり読み上げる文字列が長音記号1文字の場合だけ特殊処理されています。

添付ファイルリスト

添付ファイルはありません

編集

このチケットにコメントを追加するには、ログインが必要です » ログインする