このWikiに書かれた情報は、Risoluto1.x系に関するものです。 Risoluto1.x系は開発が終了しており、現在Risoluto2.x系の開発が進められています。
risoluto (1.3.1) | 2011-09-27 15:41 |
risoluto-upgrade (1.3.0 to 1.3.1) | 2011-10-24 15:51 |
simpleblog (1.4.0) | 2011-10-19 14:50 |
simpleblog-upgrade (1.2.0 to 1.3.0) | 2011-07-21 23:13 |
simplepage (1.3.0) | 2011-10-19 14:45 |
simplepage-upgrade (1.1.0 to 1.2.0) | 2011-07-21 23:15 |
Step2まで無事に動作させることができているのであれば、動的要素のない画面を使ったものくらいは作れるようになっているはずです。……でも、ちょっと待ってください。いちいちPHPのコードで出力内容を書くのは面倒ではありませんか?*1
もし、Risolutoのインストーラが動いているなら、Smartyが使用可能なはずです*2。どうせなら、Smartyを使った画面表示を行ってみましょう*3。
では、実際のコードを見てみましょう。
- <?php
- require_once( 'Smarty.class.php' );
- class sample03
- {
- private $smarty;
- public function init()
- {
- $this->smarty = new Smarty;
- $this->smarty->template_dir = RISOLUTO_USERLAND . "samples";
- $this->smarty->config_dir = RISOLUTO_USERLAND . "samples";
- $this->smarty->compile_dir = RISOLUTO_CACHE;
- $this->smarty->cache_dir = RISOLUTO_CACHE;
- $this->smarty->caching = false;
- $this->smarty->debugging = false;
- $this->smarty->force_compile = true;
- $this->smarty->compile_check = true;
- }
- public function model()
- {
- }
- public function view()
- {
- $this->smarty->display( 'sample03.tpl' );
- }
- public function errHandler()
- {
- }
- public function clean()
- {
- unset( $this->smarty );
- }
- }
- ?>
テンプレートの方も、実際のコードを見てみることにしましょう。こちらの方は、「sample03.tpl」として保存してください*4。
さて、これらのファイルをアップロードしてWebブラウザからアクセスすると、「Hello, Risoluto World!」と表示されるはずです。表示されない場合は、コードを確認してください。
さて、今回初めて「init()」メソッドにコードを書くことになりました。今回は、Smartyのオブジェクトを生成し、必要なプロパティを設定しました。「init()」メソッドは、まさにこのような用途のために用意されています。これ以外にもクラス変数の初期化やログイン状況のチェック*5などを行うとよいでしょう*6。
「init()」メソッドと同様に、「clean()」メソッドにも初めてコードを書くことになりました。今回の例では、クラス変数のunset()のために「clean()」メソッドを使っています。このように、何らかの後始末をさせるために「clean()」メソッドが用意されていますので、その手の処理は「clean()」メソッドでやるとよいでしょう*7。
ここまでご紹介してきましたが、このStep3程度のことをやるだけであれば、SimplePage Flavorを使った方が簡単です。動的な要素のない単なるページを作成する際は検討してみてください。
[ページ情報]
更新日時: 2009-04-06 11:48:02, 更新者: yuta_hayakawa
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