Nehalem-EPコア搭載Xeon 5500番台の概要と対応サーバ一覧

 インテルは2009年4月6日、Nehalemコアを搭載する「インテル Xeon プロセッサー 5500番台」(以下、Xeon 5500番台)を正式発表した。これを受け、各社から同シリーズを搭載するサーバが登場している。ここでは、Xeon 5500番台の概要をお伝えし、搭載サーバのライアンアップをまとめておく。

2009-04-09更新:日本HP製サーバの情報を追加

インテル、モバイルネット端末向け超小型CPU「Atom」と半導体セット

 インテルは4月2日、インターネット端末など携帯機器向けの超小型CPU「Atom(アトム)」とAtomを中心にした半導体セット「Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」を発表した。消費電力が小さく、PC用向けWebサイトの閲覧ができるようソフトウェアの互換性にも配慮したのが特徴。夏以降、パソコンメーカーなどが搭載端末を順次発売する予定。会見で吉田和正・共同社長は「Atomで新しいインターネット体験とブロードバンドサービスを広げていきたい」と意気込みを述べた。

マルチコアCPUを活用したファイル圧縮

 デスクトップ・コンピューターに搭載されているCPUのコアは2個から4個、やがては8個へと増加の一途だ。それに応じてソフトウェアが計算量の大きな処理を並列処理する能力の重要性も増している。圧縮関連のツールでは、 mgzip pbzip2 がマルチコアに対応しており、前者は圧縮処理に、後者は圧縮とその復元処理にマルチコアを活用することができる。

インテル、ノートPC、デスクトップPC、サーバー向けの新型CPU16機種

 インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン共同社長)は1月8日、ノートPC向けCPUを5モデル、デスクトップ向けCPUを7モデル、サーバー/ワークステーション向けCPU「Xeon」4モデルの合計16製品を発表した。全モデルで新設計のトランジスタと45nm Hi-kプロセス技術を採用。速度を向上させるとともに、エネルギー効率が高く、省電力性に優れている。

企業コンピューティング15領域のテクノロジー・トレンド予測[後編]

空飛ぶ自動車、考える機械、部屋を掃除する子供たち──こうしたたぐいのものであっても、今はともかく、現実のものとなる日が来るかもしれない。だが、本稿で提示するのは、このようなあてずっぽうの占いではない。企業コンピューティングの15領域に関して、今日のテクノロジーをベースとして「次に来るテクノロジー」の予測を示す。なかには外れるものもあるだろうが、企業コンピューティングの未来像を考えるうえで、議論を深める一助になればと願っている。

インテル、グリーンITを支える次世代CPU技術を披露

 インテルは12月17日、同社の最新CPU/プラットフォーム技術を披露する技術セミナー「インテル プラットフォーム技術セミナー 2007」を開催した。基調講演には、米国Intelのコーポレート・テクノロジー統括本部でインテル・フェロー兼マイクロプロセッサー・テクノロジー・ラボ ディレクターを務めるシェーカー・ボーカー(Shekhar Borkar)氏が登壇し、未来のCPU像とグリーンITを実現する次世代技術を説明した。

米Intel:45ナノ時代に移行 新プロセッサー出荷

 米Intelは11月11日(米国時間)、45ナノメートル(10億分の1メートル)単位での半導体加工技術を実用化し、プロセッサーの出荷を開始すると発表した。05年に65ナノを実現していたが、一段と微細化。同じ面積で約2倍の量の半導体を集積できるようになり、プロセッサーの性能向上、消費電力の削減を実現した。