爆発やヒットエフェクトなどを制作できるビジュアルエフェクト制作ツール「Effekseer 1.20」リリース

 オープンソースのゲーム向けビジュアルエフェクト作成ソフト「Effekseer」を開発するEffekseer Projectは6月24日、最新のメジャーリリース版となる「Effekseer 1.2」をリリースした。各種パラメータを指定するだけで簡単にさまざまなビジュアルエフェクトを作成できる。

 Effekseerはゲームなどで使用されるさまざまなビジュアルエフェクトを作成するツールで、爆発や発光、パーティクルといったさまざまなビジュアルエフェクトを作成できる。Effekseerのビジュアル作成ツールはWindowsのみで動作するが、DirectXやOpenGL、Unity、DXライブラリ向けのランタイム/プラグインも公開されており、作成したビジュアルエフェクトはMac OS XやLinux、iOS、Androidなどの環境で利用できる。ライセンスはMIT License。

 Effekseer 1.20では、出力時にアルファチャンネル情報を推定して埋め込むことが可能になった。また、ビジュアルエフェクトを動画として出力する機能が追加された。アルファチャンネル付きAVI形式での出力もサポートされている。

 新たに20種類以上のサンプルエフェクトが追加されたほか、Unityプラグインでは歪みやアセットバンドルへの対応が行われ、エフェクトの背景を歪ませる機能がすべてのプラットフォームで利用可能となった。iOSおよびAndroid、WebGLへの対応も強化されているという。

 そのほか、ショートカットのアフターエフェクト風への変更や不具合修正なども行われている。

Effekseer
http://effekseer.github.io/jp/