プロジェクト管理「Redmine 3.2」リリース

 オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」の開発チームは12月6日、最新版「Redmine 3.2.0」をリリースした。イシュー関連の機能が強化されている。

 RedmineはWebアプリケーションとして実装されたプロジェクト管理ツール。イシュー追跡システムやWikiを提供するほか、SVN、CVS、Git、Mercurial、Bazaar、Darcsなどのソースコード管理システムとの統合、LDAP認証のサポート、フィードとメールによる通知といった機能も備えており、複数プロジェクトのサポートや柔軟性のある役割ベースのアクセス制御などが特徴。Ruby on Railsを使って実装されており、ライセンスはGPLv2。

 Redmine 3.2は2015年2月に公開された3系の最新版となる。タブ区切り/CSVファイルからイシューをインポートできるようになったほか、イシューリスト上で予想される/実際に費やした作業時間と数値形式カスタムフィールドの合計を表示できるオプションが加わった。また、新しいイシュー向けにデフォルトのターゲットバージョンを設定できるオプションも追加されている。このほか、新しいイシューの初期ステータスがワークフロー設定で設定できるようになった。

 これらに加え、モバイル端末向けのリスポンシブレイアウトも加わった。モバイル端末からの利用を改善するという。

 RedmineはプロジェクトのWebサイトより入手できる。

Redmine
http://www.redmine.org/