VMware、「Photon Machine」のコンテナ管理「Photon Controller」をオープンソースに

 VMware(米EMC傘下)は11月16日、コンテナ向け管理ツール「Photon Controller」をオープンソースで公開したことを発表した。

 Photon ControllerはDockerなどのコンテナ向けに最適化された管理ツール。8月に発表したクラウドネイティブアプリケーション向けのインフラスタック「VMware Photon Platform」の一部で、Photon Machineとともに構成要素となる。PhotonはDockerコンテナを動かすための軽量OSとして利用できる。

 マルチテナント型のホストコントローラーで、Kubernetes、Docker Swarm、Pivotal CF/Lattice、Apache Mesosといったコンテナオーケストレーションフレームワークも利用できる。RESTful APIやSDK、CLIツールを利用してインフラの利用と運用を自動化でき、小規模なDevOpsチームでも効率よくサーバーを管理できる。大規模なスケーリングが可能でかつ高速に動作するよう最適化されており、毎秒1000件規模でのワークロード作成や合計で10万規模のワークロードの実行が可能だという。

 Photon ControllerはGitHubで公開されている。ライセンスはApache License 2.0。

Photon Controller
http://vmware.github.io/photon-controller/