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NSAがデータフロー技術「Nifi」をオープンソースに、ASFに寄贈

 米国家安全保障局(NSA)は11月25日、データフロー技術「Niagarafiles(Nifi)」をオープンソースで公開することを発表した。NSAはApache Software Foundation(ASF)にNifiのコードを寄贈する計画で、受け入れが決まればASFの下でインキュベータープロジェクトとしてスタートする。

 Niagarafiles(Nifi)は複数台のコンピューターネットワーク間でのデータフローを自動化する技術。企業や組織はこれを利用して、地理的に分散した場所からの情報を容易に制御、管理、分析できるという。

 フローベースのコンピューティングに基づくもので、異なるデータのフォーマットやプロトコルが混在する環境でデータフローの優先順位を効率よく決定できる。重要な情報を識別したり伝送するにあたって生じる人工的遅延を削減できる。Webベースのインターフェイスを持ち、コンポーネントに基づく拡張モデルにより効率よく開発やテストが可能という。

 NSAは今回、NifiプロジェクトをASFに提案した。Nifiの提案を受け、ASFではASFプロジェクトとするかをどうかを投票により決定する。受け入れる場合、インキュベータープロジェクトとしてスタートする。プロジェクトはASFでホスティングされ、ライセンスはApache Lincense 2を採用する。

 NSAによると、NifiはNSAが業界や学術界と研究の成果を共有するプログラム「Technology Transfer Program(TTP)」の下で公開する内部ソフトウェア技術の1つであり、今後ほかの技術についてもソースコードを公開するという。「コードを公開することで、企業などはNSAの研究を検証することができ、追加的に強化したり適用することでメリットを得られる可能性がある」と狙いを説明している。

米国家安全保障局(NSA)
https://www.nsa.gov/