Windows用定番SSHクライアント「Tera Term」の使い方 2ページ

SSH鍵の作成

 デスクトップに作成されたTera Termのショートカットアイコンをクリック(あるいはダブルクリック)して起動するとメインウインドウと「新しい接続」ダイアログが表示される(図3)。

 ただし、SSH接続で認証に鍵ファイルを利用する場合は事前に鍵を用意しておく必要がある。まだ鍵ファイルを持っていない場合は「新しい接続」ダイアログを閉じて、SSHの鍵ペア(秘密鍵、公開鍵)を作成していただきたい。「設定」メニューから「SSHキー生成」を選択すると図4のダイアログが表示されるので、「キーの種類」にある暗号方式(RSA1、RSA、DSAのいずれか)を選択する。RSA1はSSH1プロトコルで使われる暗号方式で、RSAおよびDSAはSSH2プロトコル用である。

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図3 メインウィンドウと「新しい接続」ダイアログ

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図4 TTSSH: キーの生成

RSA1、RSA、DSAのどれを使うべきか?
 どのタイプの鍵を利用すればよいのかは、初心者ならずとも悩むポイントだろう。基本的には接続先のサーバの管理者にどのタイプの鍵が使えるのか確認して、その指示に従えばよい。なお、SourceForge.JPではいずれのタイプの鍵も利用できるが、SSH1は暗号強度が低いので、SSH2用のRSAかDSAを選択するとよいだろう。RSAとDSAは暗号方式こそ違うものの、どちらも十分な強度を持っているのでどちらを選択してもかまいない。

SourceFroge.JPへの公開鍵の登録
 SourceFroge.JPでリポジトリーやシェルサーバ、コンパイルファームなどを利用するためには、公開鍵の登録が必要になる。登録はWebフォームから行えるので簡単だ。具体的には、SourceFroge.JPにログインした状態で「ユーザ設定」ページを開き、「アカウント基本情報設定」枠内の一番下にある[鍵の編集]のリンクをクリックし、表示された画面の「公開鍵:」のフィールドに公開鍵ファイルの中身をペーストすればよい。鍵の登録についての詳細はこちらのヘルプを参照していただきたい。

 キーの種類を選択して「生成」をクリックすると、「キーのパスフレーズ」と「パスフレーズの確認」欄が入力可能になる。パスフレーズとは長めのパスワードのことだと理解しておけばよいだろう。それぞれのフィールドに同じパスフレーズを入力したら、「公開鍵の保存」、「秘密鍵の保存」の各ボタンを順次クリックし、公開鍵と秘密鍵を保存する。公開鍵はサーバに登録する鍵(人に見られても問題ない鍵)、秘密鍵はローカルマシンに置いておく鍵(人に見られてはいけない鍵)である。SSH2対応の公開鍵のファイル名は「id_XXX.pub」、秘密鍵のファイル名は「id_XXX」(「XXX」にはrsa/dsaが入る)がデフォルトである。鍵ファイルを保存したら「SSHキー生成」ウィンドウを閉じる。

 さて、作成した公開鍵は接続先のサーバに登録しておく必要がある。登録方法は各サーバの管理者に確認していただきたい。秘密鍵の取り扱いには十分に注意する必要があるが、公開鍵は人に見られても問題ない鍵なのでメールに添付してサーバ管理者に送っても大丈夫である。