東陽テクニカ、非Windows混在環境をActive Directoryで管理するソフトの新版

 東陽テクニカは、Linux/UNIX/Mac混在環境のアカウントをMicrosoft Active Directoryに統合して簡単かつ透過的に利用するアイデンティティ管理ソフト「Likewise Enterprise Version5」を2009年1月13日から国内販売する。価格は4万8000円(税別)から。

 「Likewise Enterprise」は、Linux/UNIX/Macにエージェントソフトをインストールして、ユーザーアカウントをActive Directoryに集約。アクセス権やセキュリティ設定などを一元管理できる。

 新バージョンでは、従来のWindows 2000 Server/2003 Serverに加え、Windows Server 2008で稼動するActive Directoryに対応。また、Linux/UNIX/Mac端末のリモートログ管理機能を追加した。

 さらに、Linux環境からActive Directoryを管理するコンソール「Likewise Administrative Console (LAC)」を用意。Mac OSの管理ツール「Workgroup Manager」で設定された項目を統合して、Mac OS環境の管理も容易になった。

 開発元の米Likewise Softwareは、オープンソース版「Likewise Open」の開発とコミュニティ支援を行っている。東陽テクニカでは、オープンソース版のサポートサービスについても検討しているという。

Likewise Enterprise
http://www.toyo.co.jp/it/centeris/

東陽テクニカ
http://www.toyo.co.jp/