OpenLayersで地図を表示する

 Google Mapsによって、ウェブサイトに簡単に地図を加えることができるが、GoogleのAPIを使用している場合は、他のデータを表示する能力は限定される。自分自身のデータや、Google以外のデータを表示したい場合に、より多くのオプションを提供してくれるのが、オープンソースのJavaScriptライブラリ OpenLayers である。

 OpenLayersは最近、いくつかの著名な活動において利用されている。Djangoの開発者であるAdrian Holovaty氏らが運営する地域的ニュースサイトEveryBlockにも使用され、また、Barack Obama次期大統領の選挙キャンペーンにおいても、その米国大統領選を支援するための地図情報の一環として使用された。

 OpenLayersを最初に開発したのは、地理情報を扱う企業MetaCartaだが、現在ではBSDライセンスの下で公開されている。OpenLayersでは、Open Geospatial ConsortiumWeb Map Service(WMS)とWeb Feature Serviceの両プロトコルが実装されている。同ライブラリは積極的に開発が進められており、バージョン2.7が9月にリリースされた。

 OpenLayersを使用するには、これへのリンクを張るか、OpenLayersのウェブサイトからダウンロードする。

 OpenLayersは、GeoServerMapServerなどのパッケージを用いて個人が独自に提供するデータにも適用できるし、WMSを介して公開されているデータにも適用できる。表示するデータを持つWMSサーバを検索するための容易な方法は存在しないが、ExploreOurPla.netには検索可能なインデックスが提供されており、3万個以上もの一般アクセス可能なレイヤが含まれているという。