NRI、OSSのシングルサインオン構築ソフト「OpenSSO」のサポートを開始

 野村総合研究所(NRI)は2008年12月10日、オープンソースのシングルサインオン構築ソフト「OpenSSO」のサポートを開始した。業界標準仕様のシングルサインオンソリューションを低コストで導入できるという。3年間で50社への導入を目指す。

 同社のオープンソース・サポートサービス「OpenStandia」の新メニューで、「導入コンサルティング」「年間保守サポート」「OpenID 2.0基盤導入コンサルティング」の3つを用意した。

 「シングルサインオン・導入コンサルティング」は、OpenSSO導入に関する設計とOpenSSOサーバの構築で、エージェント型/リバースプロキシー型の選択や、顧客固有のシステムに対する個別エージェントの開発、OpenLDAPを用いた統合認証サーバの構築、OpenSSOサーバの構築などを含む。価格は300万円から。

 「シングルサインオン・年間保守サポート」は、OpenSSOに対する年間保守サポート。価格は120万円から。「OpenID 2.0基盤導入コンサルティング」は、NRIのアイデンティティ管理ソリューション「Uni-ID」とOpenSSOの統合ソリューションを提供。OpenID 2.0仕様に準拠した企業間ID連携基盤を構築でき、社外システムを含むシングルサインオン環境が実現するという。価格は個別見積もり。

製品情報
http://www.nri-aitd.com/openstandia/solution/sso/

野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/