Khronos Group、「OpenCL 1.0」の仕様を公開

 標準化団体Khronos Groupは12月9日(シンガポール時間)、C言語ベースの並列プログラミング技術「OpenCL 1.0」の仕様を承認した。ロイヤリティフリーのオープン標準技術として、同グループのWebサイトで仕様などを入手できる。

 OpenCLはオープンなGPGPU(General-Purpose computing on GPUs)標準で、CPU、GPU、DSPなどさまざまなプロセッサアーキテクチャが混在するシステム構成向けのプログラミング技術。並列コンピューテーション用APIとプログラミング言語で構成される。ゲーム/エンターテイメントから学術・医療まで、さまざまなカテゴリに利用できるという。「OpenGL」「OpenGL EL」や他のグラフィックAPIとの相互運用性もあるという。

 今年6月、米Appleが「Mac OS X」の次期バージョン(開発コード名「Snow Leopard」)の技術として発表、標準化に向けて仕様をKhronos Groupに提出していた。Khronos Groupでは、米Advanced Micro Devices(AMD)、英ARM、米NVIDIA、米IBMなど20以上の企業・組織で構成される作業部会で仕様策定が進められてきた。

 1.0の仕様公開を受け、AMDやNVIDIAなどがOpenCLへの対応を明らかにしている。

The Khronos Group
http://www.khronos.org