Shuttleworth氏、Ubuntu 8.04リリースのカウントダウンを開始

 Ubuntuファンにとって次の記念日は4月24日である。この日、Ubuntu 8.04 LTS (Long Term Support) がリリースされる。開発元の英CanonicalのCEO、Mark Shuttleworth氏はUbuntuの次期バージョンが予定どおりリリースされ、エンタープライズ、デスクトップ、インターネットの各ユーザーに少なからぬものを提供すると確約した。

 あるインタビューの中で、Shuttleworth氏は「実は期日を守るという点で、オープンソースのソフトウェア・プロジェクトとLinuxディストリビューションはプロプライエタリ企業よりもすぐれているのです」と指摘した(これは既に多くの企業トップが認めるところでもある)。「(特に)今の企業はLinuxとVistaを比較しています。そして、Linuxのほうが期待にかなう働きをすることが明らかになっています」

 「期待にかなうという意味では、プロプライエタリのソフトウェアのほうが期日を守って出荷できそうな印象があります。トップダウンの組織であり、ビジネスはそう組織されるべきだと多くの人は考えています。ですが、実際にはボトムアップのイノベーションのほうがスケジュールに忠実です。これがフリーソフトウェアの本当の名声であり、プロプライエタリ陣営が実現に苦労する課題なのです。(現在では)プロプライエタリのソフトウェアやオペレーティングシステムがいつ正式出荷されるのか知ることは、とても困難です」

 Shuttleworth氏にとって、リリース日を守ることは従来になく重要である。というのも、Ubuntu 8.04の目標はエンタープライズ・サーバのニーズを満たすことだからだ。「Ubuntu 8.04 LTSは、長期間の配備に耐えることを目指しています。サーバ版に関しては、5年間サポートします。デスクトップ版は3年間です。このサポート期間の長さはビジネスにとってきわめて重要です。オペレーティングシステムを気軽に切り替えることはできませんから」