ターボリナックス、インターネットサーバ構築ソフト最新版

 ターボリナックスは2008年4月8日、インターネットサーバ構築・管理ソフトウェアの最新バージョン「Turbolinux Appliance Server 3.0」(TLAS3)を発表した。Webアプリ開発言語にPHP5、標準メールサーバにPostfixを採用し、Webおよびメールサーバのパフォーマンスとセキュリティが向上した。予価は15万7500円、4月25日発売の予定。

 同社のサーバOS「Turbolinux 11 Server」をベースに、Sun Cobalt互換のオープンソース管理ツール「Blue Quartz」を搭載し、Webやメール、DNSなどのインターネット系サーバの各種設定・管理をWebブラウザ上から一元管理できる。多数のサーバを管理する企業、データーセンターやホスティング業者、専任システム管理者を置いていないSMB市場をターゲットとする。

 また、簡易バックアップ機能やワイルドカードSSL設定、ログ監視・通知機能などの新機能を追加した。主なコンポーネントは、Linux Kernel 2.6.23、glibc 2.6.1、httpd-2.2.6。

 1年間のインストールおよび設定サポートが付属するほか、セキュリティメンテナンスを5年間無償提供する。インストールCDには、32ビット版と64ビット版の両方を収録。インストールガイドとサポートガイドが付く。また、設定、障害サポートやトレーニングなど、企業ニーズに合わせたサポートオプションも用意した。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ターボリナックス
http://www.turbolinux.co.jp/