GNOME/OOXMLポッドキャストにさほどの対立はなかった

 電話回線に技術的な問題が発生したにもかかわらず、GNOME FoundationのJeff WaughとBoycott Novellサイトの共同設立者であるRoy Schestowitzが参加したLinux.comのライブポッドキャストは、Microsoft OfficeのOpen XML(OOXML)文書フォーマットをECMA標準にしようとする活動へのGNOMEの関与を議論したがっている多くの聴衆を集めた。 BlogTalkRadioでのLightning StrikesショーでRod Amisがホスト役を務め、Linux.comの編集長であるRobin Millerと私が質問を行った議論により、この問題における両者は、以前に思われていたより近い立場であることがわかった。

 この議論の発端は、Gnumericスプレッドシートの開発リーダーであるJody Goldbergの活動をGNOMEがサポートしたことにある。Goldbergは、OOXMLとその延長で以前のバイナリフォーマットについて公開を進めるようMicrosoftに圧力をかけるために、ECMAのプロセスを使っている。反対派は、この動きがOOXMLを信認することになると批判し、ライバルであるOpenDocument Format(ODF)へのサポートが犠牲になるのでないかと懸念している。問題を複雑にしているのは、Goldbergの活動が彼の勤務していたNovell(多くのフリーソフトウェア支持者がMicrosoftの協力者と見なしている企業)によって以前にサポートされていたために、反対派の一部は、外部からかかわっている人々の発言に、GNOME FoundationがひそかにMicrosoftをサポートしているという兆候が見られないかと詮索し始めたことである。

 以前の記事にあるとおり、GNOME Foundationは自身の行動を説明する声明を発表している。この声明が批判を鎮める効果がなかったので、GNOME Foundationの役員であるJeff Waughは公開討論を提案している。