オーシャンブリッジとマイネット・ジャパン、企業向けナレッジ共有システムを発売

 オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区)とマイネット・ジャパン(本社:東京都中央区)は2007年12月4日、両社で共同開発した企業向けナレッジ共有システム「Net-It newsing ソーシャルドキュメントポータル」の販売を開始した。価格は、部門公開モデルが540万円、全社公開モデルが660万円。

 オーシャンブリッジの企業内文書共有システム「Net-It Central」と、マイネット・ジャパンの企業内ソーシャルニュースシステム「イントラnewsing」をを組み合わせたパッケージ製品。企業内に埋もれている文書(形式知)と、個人が蓄積したノウハウ(暗黙知)を合わせて共有できるという。

 Net-It Centralが、社内のファイルサーバ内に蓄積された文書ファイルを自動的にHTMLなどWebブラウザで検索・閲覧できる形式に変換。公開した文書を、イントラnewsingのコメント機能やランク評価機能で分類して社内共有する。

 動作環境は、Net-ItサーバがWindows 2000/XP/Server 2003、newsingサーバがLinux(Red Hat Enterprise Linux 4 ES、CentOS4.4)。ほかにファイルサーバやWebサーバが必要。両社は今後、マーケティング・販売面でも協業し、2008年3月末までに10社への導入を目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

オーシャンブリッジ
http://www.oceanbridge.jp/

マイネット・ジャパン
http://mynet.co.jp/