エルピーアイジャパン、Linux技術者認定試験「LPIC」、受験者数が6万人突破

 Linux技術者の認定機関である特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-J、成井弦理事長)は、同団体が進めるLinux技術者認定試験「LPIC」の日本国内受験者数が8月24日で6万人を突破したと発表した。

 「LPIC」は、Linux関連技術をベンダーに依存しない中立な立場で試験する制度。世界で日本ほか約130か国で展開しており、全世界では12万人の受験者がいる。日本では、00年11月にスタートし徐々に受験者数を伸ばしていたが、Linuxに対する関心が高まり始めたこの1-2年で受験者数は急増。直近1年間では2万人が受験した。日本の受験者数は、世界各国の中でもっとも多い。

 受験者のなかで試験に合格し、認定を受けたものは約2万人。基礎的な知識を試験するレベル1の認定者が約1万6500人で、中級のレベル2が約3500人。LPI-Jでは、07年1月に上級者向け試験であるレベル3を開始する計画を示している。

エルピーアイジャパン=http://www.lpi.or.jp/

提供:BCN