ターボリナックスがレーザーファイブを完全子会社化

ターボリナックス(東京都渋谷区)が6月8日、レーザーファイブ(東京都文京区、代表 窪田敏之)を株式交換により完全子会社化することを発表した。

レーザーファイブの普通株式1株に対して、割当交付されるターボリナックスの 株式株数は、8月に予定の株式交換効力発生日となるの前月の各日に ターボリナックス株(3777)終値平均値により100,000円を除した数としている。 ターボ株の6月8日終値は112,000円。

両社の前年度決算は、ターボリナックスが売上12.3億円、経常利益1.7億円、 レーザーファイブが売上2億円、経常利益が0.3億円。

レーザーファイブは 元々は五橋研究所のOS事業部が1999年に独立して設立されたが、その同時期に、 五橋研究所が販売していたRed Hat Linuxの日本語版がRed Hatブランドを 使用できなくなったために、Laser5 Linuxとブランドを変えレーザーファイブが 販売するという経緯があった。現在ではレーザーファイブは組み込みLinuxおよび機器の開発、販売をメイン事業としている。

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