Webアプリケーションフレームワーク「AngularJS 1.3」リリース

 JavaScript向けのWebアプリケーションフレームワーク「AngularJS」開発チームは10月14日、最新版となる「AngularJS 1.3」を公開した。性能の改善のほか、新機能の導入やバグの修正が行われている。

 AngularJSはJavaScriptによるWebアプリケーション作成に向けたフレームワーク。MVCモデルを採用し、HTMLに特定のマークアップを追加することでAngularJSのコンポーネントを利用できるようになる。開発は米Googleの支援を受けており、ライセンスはMIT License。

 1.3は8か月の開発期間を経てリリースされた最新版となる。19回のベータ、6回のリリース候補(RC)リリースを行っており、2000件以上のコミットが得られたという。新機能として、「::」を付加することで内挿を一度のみ行い、その後は監視しなくなる機能が加わった。また、「ngMessages」「ngModelOptions」の2種類のディレクティブが導入されている。前者はフォームの有効性についてのフィードバック作成やコーディネートを簡素化し、後者はバウンドモデルの挙動を容易にカスタマイズできるもの。

 簡略したDIシンタックスを利用しているために圧縮されないコードを発見するオプション「Strict DI」も加わった。これによって依存性注入を確実に行えるという。また、新しいモジュール「ngAria」を導入、Angularでのカスタムコンポーネントの作成を支援する。アクセシビリティのためのARIA属性の付加が容易になるという。

 これらに加えて性能の改善やメモリ消費の削減、DOM操作の高速化なども行われており、Angularアプリの遅延が全体的に改善しているという。修正したバグは400以上で、APIも改善されカスタムフォームの制御とアニメーションが使いやすくなったという。なお、本バージョンより「Internet Explorer 8」のサポートはなくなっている。

 AngularJSはプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。また、本バージョンからはNode.js向けのパッケージマネージャである「npm」でもパッケージをインストールできるようになっている。

AngularJS
https://angularjs.org/