SolarisとUbuntuのハイブリッド「Nexenta Core Platform」、最新版がリリース

 Nexenta開発チームは5月25日(米国時間)、「OpenSolaris」と「Ubuntu」のハイブリッドディストリビューション「NexentaCore Platform 2.0」を発表した。NexentaのWebサイトよりダウンロードできる。

 NexentaCore Platformは、OpenSolarisのカーネルとUbuntuのユーザーランドを組み合わせたサーバー向けのミニマルなディストリビューション。Solarisが実現するZFSなどの高機能と、Ubuntuの使いやすさを提供する。

 最新版は、パッチを含むOpenSolarisのビルド104+、「Ubuntu 8.04 LTS」(開発コード名「Hardy Heron」)のソフトウェアレポジトリを土台とし、100%ネイディブなDebian環境を組み合わせた。使い勝手を改善し、容易にアップグレードできるという。

 SMF(Service Management Facility)サポートにより、Apache、MySQL、PostgreSQL、Exim4などのサーバーアプリケーションのモニタリングが可能となった。GNOMEとXfaceの両デスクトップ環境に対応、Vimをデフォルトで含む。

Nexenta
http://www.nexenta.org/

「NexentaCore Platform 2.0」ダウンロード
http://www.nexenta.org/os/Download