米Novell、「WS-Federation」を組み込んだ「Access Manager 3.1」を発表

 米Novellは1月11日(米国時間)、アクセス管理ソリューションの最新版「Novell Access Manager 3.1」を発表した。ID管理のためのWebサービス仕様「WS-Federation」を組み込み、異機種混在環境でシングルサインオンを実現する。

 Access Managerはアクセス管理ソフトウェアで、シングルサインオンなどの機能を提供する。複数の業務アプリケーションが混在する環境で、容易かつ安全にアクセス管理を行えるという。

 最新版では、米Microsoftとの技術協業により、WebサービスIDフェデレーション仕様であるWS-Federationをビルドインでサポートした。WS-Federationは米Microsoft推進の下で策定された仕様で、これにより「Microsoft Active Directory」など他のシステムとの相互運用性が強化されたという。

 IT管理者は、Windows以外のディレクトリユーザーやパートナー企業に対し、「Microsoft Office SharePoint」などMicrosoftのWebベース・アプリケーションへのシングルサインオン機能を提供できるという。別途ソリューションを購入する必要がなくなるため、コストと手間を削減できるとしている。

米Novell
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