Firefoxの人気アドオン「Firebug 1.3」がリリース

 Firebug開発チームは1月7日、オープンソースのデバッグツール最新版「Firebug 1.3」を発表した。Webブラウザ「Firefox」の拡張機能で、Firefoxのバージョン2と3に対応する。40以上のバグ修正のほか、いくつかの機能強化が図られた。

 Firebugは、CSS、HTML、JavaScriptの編集/表示、JavaScriptのデバッグ/分析がリアルタイムに行えるツール。最新版では、ブラウザの接続状況を確認する「Net Panel」を再実装し、機能を増やした(Firefox 3.0.4が必要)。また、大規模なJavaScriptファイル向けの「Script Panel」の表示を高速化したほか、コンソール/コマンドラインを再実装し、定義されていないコンソールの問題を回避した。トレーシングでは、Firebugのデバッグを支援する「TraceConsole」が強化された。

 ライセンスはBSDを採用、Firefoxアドオン集のページやFirebugのWebサイトよりダウンロードが可能。エンドユーザーバージョン、トレーシング機能が有効となったアーリーアダプタ向けXバージョンの2種類がある。

 最新版はFirefoxのバージョン2と3に対応、Mozilla Foundationが開発中の「Firefox 3.1(Shiretoko)」向けとしては、「Firebug 1.4」(現在、アルファ版)を開発中。

Firebug
http://getfirebug.com/

「Firebug 1.3」ダウンロード
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/1843